関東10マイル・10kmロードレース 大学駅伝ランナーを間近で!
大会に出場してきました。
第137回関東10マイル・10kmロードレース。
137回ですって。うそでしょ(笑)
世界で3番目に歴史のある大会と言われているそうですよ。
場所は千葉県成田市の宗吾霊堂というお寺(正式名称は東勝寺)を発着点に、近隣の田んぼ道をひたすら走ります。
規模は小さく、元々近隣の大学生などが中心に参加する本格的なロードレースだったようです。
しかし、コロナ禍で多くの大会が中止するなか、2020年12月にいち早く再開にこぎつけ、大会を求めた一般ランナーの参加が一気に増えたようです。
メインレースの10マイルは、成田市のお隣、印西市にキャンパスを置く順天堂大学の箱根駅伝にエントリーしている選手も出走、他にも中央大学、今回は武蔵野学院大学の選手たちも走っており、トップ選手の走りを間近で見ることができました。
そしてこの大会、入賞者には地元のおいしいお米がもらえるのですが、実は罠があり、10マイルの表彰対象がカテゴリー分けされていないのです。そのため、表彰対象15位までは基本的に大学生が独占しちゃいます。
一方、10kmの部門は高校生と、以降は20歳代、30歳代…と10歳刻みでカテゴリー分けがあり、上記8位までがお米を獲得できます。
私は去年10マイルに出て失敗したので、今回は米を取るべく10kmに参加しました!!
結果
・タイム:33分51秒
・順位:部門5位
お米2kg獲得でした!
気温11℃での晴天は好条件でしたが、本日は強風!!
遮るもののない田んぼ道で、風速10m近くは拭いていたのではないでしょうか…集団からあぶれてしまい、息をするのも苦しい前半戦でした。
後半は追い風区間も多く、むしろ後半の方が良いペースで走れました。
今回、今シーズンの勝負シューズに購入したAdizero adios PRO3(箱根駅伝モデル)を使用しました!適度な硬さと反発で、フォームが崩れにくく高速でも一定ペースで押し通すことに役立ってくれたように感じます。ヴェイパーフライのような爆発力はありませんが、速度を保っての安定感は十分、今後のマラソンやウルトラマラソンでも使えそうな印象です。
走り終えたあとは10マイルの応援も少しだけ…
トップは武蔵野学院大学ゼラツィオン選手、2位の眼鏡ランナーはどこかで見たことが…大学生ではないような…と思ったら、元中央大学、現在九電工の眼鏡ランナー代表堀謙介選手でした!
その後も大学生が続々…
上位3人に順大の選手が戻ってこず、地元のオジサンが怒鳴りながら選手を鼓舞してました。これも地元からの愛情というやつでしょうか…
自身の結果としては、タイムはもう少し削りたいところでしたが、おいしいお米がもらえたので、満足でした!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
うつ病、周囲の対応 『励まさない』は絶対なのか
一般向けの情報でも専門書でも、身内がうつ病になった時の対応として、真っ先に記載されえているのが、「安易な励ましをしない」ということです。
私自身、作業療法士という心の病気を持った人のリハビリもするお仕事をしていますが、国家試験にも必発問題となっていた程、この世界では常識とされる事柄でした。
今まではぽけーっと、「なるほど。確かに頑張ってる人に簡単に頑張れとか言ったらいけんもんな…」程度に考えていました。しかし、当事者サイドになってみると、当たってもいるし、でもそれ絶対なのか??と多少疑問に感じる部分もあります。
今回はそんなことを書いてみたいと思います。
〇安易な励ましは辛いけど、放って置かれるのも辛いというか、世間との距離を感じる
確かに、安易に「大丈夫、頑張れば何とかなるよ。Fight!!」なんて笑顔で言われた日には、泣きながらローキックを喰らわせたくなります。
一方、いつまでも「ゆっくり休んでね」と言われ続けるのも、どこかで辛くなってきます。もちろん十分に気を遣っていただいているか、扱いに困っていることは重々承知の上で…。
ただ、周囲の人や社会が目まぐるしく動いて成長している中で、自分だけ布団で眠り続けているのは、立ち止まっているどころかどんどん後退していっているように感じるのです。
〇励まされた『励まし』と、心をへし折られた『励まし』
放置されるのは嫌だけど、簡単に「大丈夫!」とか、「ファイティン!!」は確かに辛い…。
そんな中で、私には何より妻の存在が大きかったです。
同じような医療系の仕事をしている妻は、この「励まさない」という法則ももちろん知っているため、休職中で寝てばかりの私に対し、無理なことは言いませんでしたが、放置することもありませんでした。
ずっと寝ている私に、「今日は天気がいいから少し散歩したら?犬を10分だけ歩かせて来てよ。」など、無理強いをするわけではないけど、停滞している私が1歩ないし0.5歩くらいは前進しそうな行動を示してくれました。
寝っぱなしの私に、ブロックやプラモデルなどのちょっとした活動を一緒に見つけてくれたのも妻でした。そして、できた後には、「今日はずいぶん起きられてるね。」など、成果を確認する様な声をかけてくれていたように思います。
このように、うつ病の人の現在位置を知ってくれること、いきなり元に戻そうとするのではなく、ほんのちょっとの前進を促してくれる『励まし』は、力になったと感じています。
もう一つ、とても元気づけられたのは、休職し始めてから5ヵ月程経った頃、大学時代からの友人と食事をした時です。
元々大学卒業後からも10年近く、月に1回程は定期的に酒を飲みに行っていた友人で、病気のことを伝えたまま、しばらく会っていない状態が続いていました。
久々に再開し、病気になった経緯、自殺まで考えてしまっていたことなど話しました。ひとしきり話を聞いてくれた後、「死なないでくれて良かったよ。お前と会えなくなったら悲しいもん。」と言ってくれました。嬉しすぎて泣きました。お礼の言葉と、リハビリのために塗った阿修羅像の塗り絵を彼に送りました。
一方、心をへし折られた『励まし』も確かに存在しました。
休職も半年程経った頃、ちょっとした地元の同窓会に参加しました。当然近況の話になるので、私は恥ずかしながら休職中であることを話すと、当然なんでそうなったのかなど詳しく聞かれます。
上司とうまくやれなかったこと、仕事が終わらず寝る時間もなかったこと、死にたくなるくらい悩んだあげく、体が動かなくなったことなど…
ひとしきり話した後、一人が「俺にも辛い時期があったよ。寝ずに働くことなんてしょっちゅうだよ。上司の攻撃なんて無視すればいいんだよ。昔のお前ならそんなの平気だったじゃん。」etc…
わかってます。他人の苦労話ほど聞いてて面白くないことはないのです。男は自分が誰よりも苦労していると思いたい生き物なのです…
もう泣きたいし、でも泣くのもみっともないので、いじけた子供のように突然黙って帰宅しました。多分あの同窓会にはもう呼ばれないでしょう…
〇どんな言葉がほしいのか
私が励まされた言葉に共通しているのは、現状の、そして私という存在そのものを肯定してもらえたことだと感じます。
今は病気のためにその状況にある、ということを知ってもらって、ほんのわずか前進するための助言や励ましは、とても勇気づけられます。
そして、病気とか仕事ができるかとか関係なく、貴方がいて良かったと言ってもらえることは、そういう環境とか背景と関係なしに、自分がそこにいていいんだ、という安心と希望に繋がりました。
一方、叩きおられた言葉は、現状ではない過去とか、他人との比較で、もっとこうすれば良かった、というものでした。
私は、自分が発症した当時の状況にあって、もしこの助言のような行動をできていたとしても、やっぱり自分は同じ病気になると思っています。私が持っている思考回路はそう簡単には変えられないし、考え抜いた行動の結果として、病気になったのです。だから、その行動を変える『もしこうしていたら…』をいくら提示されても、それは私という存在への否定にすら感じてしまうのです…
〇じゃあ、どんな『励まし』ならいいの??
長くなってしまいましたが、もしどん底だった私が励まされるとしたら、
・私の(うつ病になっちゃった人の)現状、現在地を知ってくれること
・過去や病気ではなく、その人の存在そのものを肯定してくれること
どれも誰にでも言われれば嬉しいわけではありません。しかし多分、うつ病になった人がその環境を打ち明けるくらいだから、こんな話を聞く立場にある人は、その人にとって大切な存在であるはずです。
なので、その人がその状況に置かれた背景を知って、でもそんな病気や状況に関係なく、その人が大切だと伝えてあげてほしいと思います。
そんな繊細なやり取り誰にでもできるかい!!ということで、使い方を誤って深く傷つけないための安全策として、どの本にも『励まさない』って書いてあるんじゃないかと思います。
身近で大切な人が、もしうつ病なんかに悩まされた時、少しそんな気持ちで話を聞いて、0.5歩くらいの前進を手助けしてもらえたら、嬉しいなと思います。
長文お付き合いいただき、ありがとうございました!!
通勤ランニング メリットや道具について
ランニングでタイムを短縮していきたいとなると、ジョギングで一定の距離を積むことが大切とよく言われます。
ただ、日々仕事もある中で、早起きしたり、仕事から帰って着替えて(すぐ晩酌に移行せず)着替えて走りに…というのは、非常にエネルギーが必要と感じます。
そこで、通勤時間を同時に練習時間に変えられる、通勤ランは非常に有効と感じています。
ただ、着替えや服装、荷物の収納など、始めるのに悩む部分も多いと思います。
今回は、私なりに感じる通勤ランのメリットや、使っている道具なんかを紹介したいと思います。
メリット
・無理なく練習距離が積める!
私は朝が苦手です…病気をして以降は、特に睡眠を特に重要視していますが、「明日は早く起きて走らないと…」などと考えることも強迫観念になって、不眠の要因となることがあります。
かといって、仕事終わりも就業時間が一定でなく、遅くなると帰ってから着替えて走る気力がわきません…多くのランナーの方は、それを乗り越える気概を持っているのでしょうが、私にはないので、工夫するしかないのです…
私は通勤を片道6km、往復で12km程走っていますが、これを月20日続ければ月間240km程稼ぐことができます。
月間走行距離にとらわれる必要はないですが、ある程度の距離を走っている方が調子は良いですし、気持ちの面でも焦りは減ると思います。休日のポイント練習も無理に距離を積もうとするなどせず、必要な練習に集中することができると思います。
・ドアtoドアで考えると、意外と時間はかからない??
先ほど書いた通り、私の通勤ランは片道6kmで、おおよそ1km5分~5分半くらいのペースで、トータル30分超で職場にたどり着きます。
これを電車通勤にした場合、最寄駅まで自転車で10分、電車で3駅分が10分、そこから徒歩で10分と、意外に所要時間は大きく変わりませんでした。
別のもう少し遠い職場に勤めていた時も、最寄りではなく、乗り換えの駅まで5km程走るなどしていました。多少の時間のロスは生じますが、それでも帰って着替えて10km走ることに比べると、時間の短縮になり余裕が持てると思います。
・周囲との話題にできる
更衣室や職場のトイレからジャージ姿で出てくれば、多少話題になります。「走って帰る変態。ランニング中毒者。」など…一見誹謗中傷の様ですが、ランナーの皆様にはおそらく誉め言葉でしょう。
ついでに道中、目立たない裏道のパン屋さんや居酒屋を発見する機会にもなりますので、そういった意味でも周囲との話題作りに役立てられます。
道具
道具選びの際に、自分が何となく気にしているのは、あまり服装がランニングランニングしすぎないことです…帰り際、ちょっと食事になど誘われた時、さすがにゴリゴリのランニングウェアでは行き辛いですが、服装を理由に断るのは嫌…!!
そういった時のために、「元気そうなおじさんだなー」くらいに思われても、電車や飲食店に入るには恥ずかしくない程度の服装を心がけています(笑)
・ウェア
特に最近の暑すぎる夏は、短パンが必須です。しかし、ピチピチのランニングパンツは電車に乗るには恥ずかしい…
そこで、登山やアウトドア用のショーツは動きやすいですし、見た目にも普段着感があるので、扱いやすくて良いです。
同様に、アウトドアブランドのTシャツなど、速乾性も高く快適です。特にMont-bellのウィックロンという素材のTシャツシリーズは、柄がかわいいですし快適で、何より安くて愛用しています。
・リュック
20-30L程度のトレイルランニング用のリュックが使いやすいです。
特にこちらのザック、さすがトレイルランの一流ブランドSalomonだけあって、フィット感よく、いっぱいに荷物をいれてもダブつきません。
このクオリティでなぜこんなに安いのか…不思議です。
こちらの30Lなら、スーツで仕事をしていた時も、ノートPC、スーツ、革靴を詰め込んで走ることもできていました。
現在は弁当箱と資料類等、荷物が少ないので20Lを使用しています。
以上、今回は通勤ランニングに感じているメリットや使用している道具についてお話しさせて頂きました。
少しでもどなたかの参考になれば幸いです!
今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
メンタル破壊人間 いきなりキレる人にどう対処するか
ストレスの要因の多くは人間関係、仕事のストレスも結局のところ上司や同僚との関係だったりで、人間関係の摩擦を減らすことほど、心の平穏の維持に大切なことはないと思います。
それでもなぜだか、放っておいてくれればいいだけなのに、積極的に人の心をかき乱しにくる『メンタル破壊人間』はどこの社会にもいらっしゃいます。
自分がうつ病に追い込まれたのも、こういった人間の影響は非常に大きかったと思います。
この手の人間には様々な種類が生息していると思うので、そのうち図鑑でも出してくれればいいのですが、今回は私が苦手な、本人の気分でいきなりキレ散らかしてくる人間について、傾向と対策を考えたいと思います。
それはアナタの気分でしょうに…
このいきなりキレ散らかし人間は、日々の態度が一定しないのが厄介です。
その人がご機嫌な時に話しかければ、普通に笑顔で話してくれるので、この人とはこの距離間でいいんだなーとある程度安心して接することができます。
しかし、理由は知る由もないけれど、なにやら不機嫌な時には態度が一変します。普段のノリと同じ勢いで接すると、急に厳しい態度で返されます。普段怒らないことでも怒ってきます。最終形態に達すると、「私今日は機嫌悪いから」と、篠田麻里子の離婚くらいどうでもいい情報を提供されます。
すみません、知りませんのです。あなたの身に何があったのかなんて知らないんです…私はアナタが昨日仕事を終えてお家に帰って風呂に入ってご飯食べて寝て起きて、今朝シャワーを浴びて仕事に来るまでの過程で何があったかなんて知らないんです…。
お風呂やシャワーくらい覗きに行ってもいいですけど、そんなことしたらそれはそれで怒るじゃないですか。
日によって、体調に変化があったり気分がすぐれないことは、誰にでもあります。ただ、怒ったり周囲に当たり散らすなんて、こちらまで地獄に道連れみたいなことしないで、他にも手段はあったはずだと思うのです…
部下達は戦々恐々…
こんな上司を持ったら、部下達は日々戦々恐々です。
苦手な人間の一番の対処法は関わらないことに尽きると思いますが、仕事となるとそうもいきません。しかし、昨日Aさんは笑顔で許してもらえたことが、今日のBさんは延々説教なんてこともザラだと思います。
この手の人間は、対応が自分の気分でも変わるし、相手がどのような人間なのかによっても態度が変わるので、もはや不確定要素が多すぎて、当たるかどうかはパチンコ並みのギャンブルです。
比較的怒られにくい後輩が怒られがちな後輩に、「今日は大丈夫な日だぜ!」なんて報告しているのを見たら、なんだか悲しくなります。
仮に自分が、陰で「あいつ今日はダメな日。」なんて言われていることを想像したら、なんだか心臓が締め付けられる気分になります。
対処法…なんてないから、こちらの心の持ち方次第か…
さて、ここらでこのようなキレ散らかし人間にどのように対処すればよいか考えていきたいのですが、先ほど書いたように不確定要素が多すぎて、対処のしようがありません。必勝法が10万円くらいで売ってたら、多分詐欺広告です。
受け止めるこちらのマインドを整えるしかないのでしょうが、ただ我慢ではあまりに不公平だし、こちらも気分によっては受け止めきれない…。
このような状況を多少なりとも楽しむために、過去にTwitterか何かで見た格言が私の助けになっています。
『急に怒り出す上司は、黒ひげ危機一髪だと思え』と。
黒ひげに攻略法などありません。全ては運任せ。飛び出してしまってもそれは偶然、たまたまその穴を選んでしまっただけ。別に自分の態度や能力の問題ではありません。
こうしたキレ散らかし人間でやっかいなのは、怒らせてしまった時に「自分の態度が悪かったのかな…。相手への気配りができてなかったかな…」などと、自分に責任を向けてしまうことにあると思います。で、態度を改めてまた接するけど怒らせて、一方で他の人は笑顔で会話していたり…。
しかしそれはこちらの責任ではありません。全ては黒ひげ、完全にたまたま。飛び出しちゃって怒っちゃったら、「あー…外れの穴かー。飛んでる飛んでるー。」と少し離れた視点で見ると、多少なりともダメージが少なくなると感じています。
以上、いきなりキレだすメンタル破壊人間への対処でした。
何のライフハックにもなっていませんが、少しでも変な上司や同僚との関係に疲れた気を紛らわすのに役立てれば幸いです。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
つくばマラソン2023 来年は福岡国際マラソンへ!
若干今更ですが、
11月26日に今シーズン2本目のマラソン、つくばマラソンを走りました。
うつ病を発症後、現在の職場に転職して2年目。昨年は仕事になじむことで精いっぱいで、十分な練習ができず、昨季シーズンベストは2時間41分。ベストからは13分も遅いタイムでした。
alcoholic-pug-to-frebull.hatenablog.com
今年度からは少しずつ仕事のリズムも形成でき、通勤ランニングを開始し徐々に距離も積めるようになってきました。
そんな中での10月の水戸黄門漫遊マラソンは2時間37分、昨シーズンのベストを上回りながら、最後まで余裕を残して完走することができ、手ごたえを感じられました。
そして満を持して臨んだつくばマラソン、結果は…
2時間34分!!
嬉しい!!やっと福岡国際マラソンの出場基準2時間35分に帰ってくることができました!
一応詳細を書かせて頂きます…
〇タイム
距離 スプリット ラップ
・5km 0:17:57 17:55
・10km 0:35:51 17:54
・15km 0:54:10 18:19
・20km 1:12:18 18:08
・中間 1:16:17
・25km 1:30:25 18:07
・30km 1:48:57 18:32
・35km 2:07:38 18:41
・40km 2:26:11 18:33
・40-Goal 2:34:
〇使用ギア
・シューズ:NIKE アルファフライNEXT%(初代)
・ポーチ:Naked Running Band
私は補給に持つジェルが比較的多いのですが、こちらのポーチは容量が大きくほとんど揺れないので長く愛用しています。
程よい締め付けがあり、よくある体幹安定用の腰ベルトに似た効果も感じてます。
〇補給
・アスリチューンポケットエナジー コーヒー味×1(カフェイン50mg)
オレンジ味×3
・MEDALIST 塩ジェル×1
レースでの補給はジェルを40分に1本と決めています。120分、ハーフ通過付近でカフェイン入りのジェルを摂取し、集中力を維持するようにします。
タイム的に3本で済むのですが、4本目は辛くなったための予備に持っています。
アスリチューンはとにかく味がおいしい。加えて、他のジェルと異なりゼリー状なので、咀嚼する動作が生じ、ウルトラマラソンやトレイルランでは唾液を分泌して胃腸障害を防ぐことにも役立つのではないかと感じています。
マラソンで使用するときには、レース前にぐちゃぐちゃにしておきます。さすがにマラソンのペースで咀嚼すると、息が苦しくて大変です(笑)
電解質の不足で脚攣りを予防するため、25-30kmの間で塩ジェルを摂取しました。
今回は気温6℃、冷たい雨のレースで脚攣りは生じませんでした。
今回は、お試しで購入したこの塩ジェルを使用しましたが、普段はナトリウム、カリウムの含有量を重視するため、こちらを使用しています。
↓
こちらの『エブリサポート』は、本来500ccの水に溶かして飲むものですが、レース中はこれを粉のままダイレクトに口に叩き込み、給水所の水で流し込みます(笑)
やばいことをしているようですが、マラソンの様な負荷の高い運動中の電解質の流出を考えると、このくらい摂取した方がいいのではないかというのが持論です。
実際、この方法で夏場のレース、ウルトラマラソンなどでも脚攣りはあまり経験していません。
今回は後半苦しい展開になりましたが、福岡国際マラソン基準への復帰を目指して、時計とにらめっこしながら何とか大崩れせず走り切りました!
今シーズンはもう一つレースを残しているので、さらに記録を更新して、来年の福岡で爆走できればと思っています。
そして、いつか時間がかかっても病気になる前の自分に追いつけたら、こんなに嬉しいことはないです。
今回も読んで頂き、ありがとうございました!
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うつ病で失われるのはHPよりMPだと思う… 周囲への『元気のなさ』の伝わりにくさについて
うつで休職していた頃や、最近仕事を数日休んだ復帰後に、「走れるんだし、元気そう。もう大丈夫だよね。」などと言われることがあります。
これが自分は大変苦手です。
走ることは大好きですし、大切な気分転換であり、一種のアイデンティティとなっている部分です。しかし、体調が悪ければ走る気はおきないし、その影響で記録も大きく損ない、思った走りができずに辛い思いをすることもあります。
私ににとって(または同じような病気を抱えた人にとって)は、運動ができる『元気』と、普段の生活をハツラツと過ごせる『元気』は全く別のものであるように感じています。
このことがどうすれば伝わるだろう…と悩んだのですが、一例として思いついたのがRPGゲームなどに登場する、HPとMPという考え方です。
HPは高いがMPは低い…
某名作RPG、ファイ〇ルファンジ―などで、キャラクターの能力値として示される数字にHPとMPがあります。
HPはヒットポイント、いわゆる体力値で、敵に殴られたりすると低下して、ゼロになると死んでしまいます。ポケモンだったら気絶します。宿屋で休んだり、ポケモンセンターでお姉さんといちゃつくと回復します。
マラソンである程度体力をつけている私は、このHPの値は平均的な同年代よりは高いのではないかと思います。ただ、この数値が高くても私は気絶するように寝込みますし、宿屋で寝ても回復しないというか、ぐっすり寝られず翌日の戦闘に対して不安を抱えて旅に出ます。
次に、MPはマジックポイント、いわば精神力。魔法や特技を使うと消費されます。強力な魔法であるほど、消費するMPは大きくなります。ポケモンなら技の回数でしょうか。
私はこのMPが低いか、消費量が大きいのだと思います。
『一晩考えてきたプレゼンを唱えた!!』
→『鬼上司には効果がないみたいだ…』
絶望的です。MPは一気に底をつきます。
問題は、このMPはゼロになっても死なないことです。FFではMPを失った魔法使いは、魔法は使えないものの、一見元気で後衛から杖で敵をポコポコ叩きます。与えるダメージは微々たるもので、「あいつ使えねーな…」と仲間から思われます。ポケモンは技の回数がなくなると、「わるあがき」という技を繰り出すようになります。この技は反動で自分もダメ―ジを受けます。いずれも、心が疲れ切った時の自分を見ているようで、悲しくなります…
魔法による消費が激しいのか、結果としてMPを失った私は「わるあがき」を繰り返し、その反動で「戦闘不能」に陥っていくのだと思います。
MPがなくなっても戦えません
結論、ゲームではMPを失ったキャラクターはケロリとしていますが、きっと内心は魔法を唱える頭が働かず、戦闘に参加する意欲も沸かないけど何とかふらふらと戦列に立ち、「パーティの役に立ってないじゃん…自分なんていなくていいのかも…」と、不安で仕方なくなっているのだと思います。見た目にはわからなくても、HPゼロと変わらないくらい、さぞ辛かったことでしょう。
今後ゲームを開発される方は、MPを失ったキャラクターに対し、無理を強い続けると宿屋の布団から中々起きてこない、口数が減る、頻繁にトイレに籠って出てこなくなるなどの演出を加えてみてはいかがでしょうか。そして、そんな時はそっとしておいてあげて、一定期間宿屋でゆっくり眠れば、少しずつ復活してパーティの中で重要な役割を得られる、そんな生活を提供してあげて下さい。
子供の世代からMPを失うことの辛さを理解できるようになるかもしれません。
だいぶ脱線しましたが、結局のところどれだけ体力があるように見えても、精神的に辛くなってしまう、MP切れで動けなくなってしまうことはあると思うので、相手の背景にある色々の事情を思いながら、人に接することができるといいな、というお話でした。
今回もお読みいただき、ありがとうございました!!
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ぶり返すうつ症状 『プチ再発』
3日程前から、急に不安や不眠、集中力の途切れが起こってしまい、仕事もお休みして寝込んでいました。
うつ病と診断された初期の症状に近いですが、復職後も2,3カ月程おきにこのような状態になります。
「再発かな…また働けなくなったらどうしよう…」と、不安もありましたが、何度か繰り返すうちに、2-3日休めばある程度改善することもわかってきたので、最近は諦めて素直に休むことにしています。
今回はこのうつ症状のぶり返しについて書いていきたいと思います。
1.この状態をなんと呼ぼうか…
2年前のうつ病発症後、最初の1ヵ月程はほとんど寝込んでおり、それから徐々に動けるようにはなっていったのですが、その後も定期的に不眠や倦怠感、急激な理由のない不安に襲われて、再発したかの様な状態に見舞われることがあります。
これはある程度落ち着いた復職後も、頻度は減ったとはいえ残っており、現在でも短いと2カ月程で症状が現れ、数日まとまったお休みをもらうことになってしまいます。
短期間で治まるので完全な再発ではないと思っていますが、症状としては発症時と似たものであるため、私は“プチ再発”と呼んでいます。
同じようなことが他の人にもあるのだろうか、と様々な本を読み漁った結果、うつ病を経験された漫画家、田中圭一さんの『うつぬけ』にそっくりの状態が書いてあり、他の人も経験するんだなーと安心したことが印象に残っています。
この現象を、田中さんは“突然リターン”と表現されていました。
ちなみに、こちらの『うつぬけ』、様々なパターンのうつ病経験を、コミカルかつリアルに描かれていて、とても参考になりました。
2.症状の現れ方
症状が出現する数日前から、寝つきが悪く、悪い夢を見ることも増えてきて、すっきり起きられない日が3日程続いていました。
その日も“何だか今日は辛いなー”という状態で仕事に向かったのですが、仕事を始めてもどこかぼんやり…仕事の準備も普段より時間がかかっていました。
極めつけは、患者さんとのリハビリ中。本来は事前に計画を立て、その流れに沿ってリハビリを提供したり、その日の状態に合わせて内容を考えるのですが、準備したものが思い出せない、その場でのアイディアも何も出てこない…。しまいには、“次、何しようと思ってたんだっけ…”と悩んでいるうちに患者さんから目を離し、バランスを崩しかけて危うく転んでしまうところに。
今日の自分はやばい…そう気づいた瞬間、急激に不安で息も苦しくなり、すぐに上司に申し出て、早退させてもらいました。
3.その後の過ごし方 復活までの4日間
早退し自宅に帰った後は、安心したこともあり急激に身体が重たくなり、すぐ布団に横になりました。眠るわけでもなく、ただ体が重いので倒れこんでいる状態。食欲もわかず、その日はそのまま翌朝までベッドに転がっていました。
翌日も同様に身体が重く、食事とトイレ、風呂以外はずっと寝転がっています。
3日目から少し動けるようになりますが、頭はぼんやりしていて、「こんな状態で仕事しても患者さんをケガさせる…上司に怒られる…後輩に失望される…」と根拠のない不安が次々出現します。ただ、このあたりで寝ていることも不安に感じ、何かしないと…とソワソワしてパソコンを開いたり、本を開いたりしますが、ほとんど集中できません。
とりあえず30分くらい散歩をして、寝てばかりいるとまた夜が不眠になってしまうので、寝ないようにテレビゲームをしたり、塗り絵をして日中を乗り切ります。
ようやく次の日くらいから、一日を通して動けるようになりますが、仕事に行った後には普段の倍くらいドドッと疲れを感じます。
4.原因と対策
先ほど紹介した『うつぬけ』では、“突然リターン”の原因を、
・急激な気温差、寒暖差
と考察されていました。そのほかにも、ホルモンバランス、胃の調子などが上げられています。
そこに加えて自分の中では、
・小さな疲労の蓄積
・小さなストレスの蓄積
・小さな睡眠不足の蓄積
なんかが大きいと感じています。
いずれも致命傷になるほど、声に出して疲れたー!!とか、むかつくーー!!と叫ぶ程のことはなかったのですが、少しずつ仕事が溜まっていっていたり、部下の不満を聞いて嫌な気分になっていたりで、知らず知らず疲れをためていたように思います。
何度もこの『プチ再発』を経験して、いい加減学習して早めに対策しようよ…と思うのですが、感情に蓋をすることがもはや癖になっている部分もあり、自覚することが難しいです。
まとめ
今回は、自分がうつ病を発症してからしばしば出現する4日程の『プチ再発』について書かせて頂きました。
対策のために、体調のわずかな変化を見逃さないよう、日記や記録は大切だなーと思いつつ、いずれも三日坊主です…
回復には一番は休養、そして無理せず徐々に散歩と頭を使わない単純作業が良いように感じています。
職場の上司には
病気のことを伝えているので、遠慮なく休んでいいよと言ってくれて大変感謝ですが、事情を知らない人達からは「あの人休み過ぎだよなー。」などと陰で言われているそうで…悲しい限りです😢
いずれにせよ、これで毎年有休休暇がなくなってお給料を減ってしまうので、早く出現しないようになってほしいものです…。
今回も読んでいただき、ありがとうございました!